尾形アツシ 白ヒビ手めし碗
鮫肌のような細かいヒビが入っているのが特徴的な作家さんです。この独自の作風は「白ヒビ手」と呼ばれ、焼成時に釉薬の収縮によって生じるヒビを生かした手法です。作品の表面に生まれる無数のヒビは、一つ一つが繊細で美しく、このようにきめ細やかに貫入(ヒビ)を表現できる陶芸家は数多くありません。
原料として使用しているのが、「原土」なのも魅力の一つです。一般的な陶器は不純物を取り除いた精製された土を使用しますが、尾形さんはあえて精製せずに、そのままの状態の原土を選び抜いて使用しています。原土には様々な鉱物が含まれており、焼き上がった作品には味わい深い風合いと多様な色合いが感じられます。
尾形さんの作品には、白ヒビ手による繊細なヒビと原土ならではの素朴な色合いが調和しています。焼成の過程で生まれる小さな貫入一つ一つが、尾形さんの作陶へのこだわりと独自の視点を物語っています。人気の高さから、欧米やアジアなど海外での個展も多数開催している作家さんでもあります。
尾形アツシ 白ヒビ手めし碗
サイズ : φ約12-12.5cm × H約6-6.5cm
作家 : 尾形アツシ Atsushi Ogata
産地 : 奈良県
素材 : 陶
1960年 東京都生まれ
1966年 愛知県立窯業高等技術専門学校卒業
1998年 愛知県瀬戸市にて独立
2007年 奈良県宇陀市の山里に築窯
※全て手作業のため、サイズ、色味、質感など写真と誤差がございます。
デザインの指定は承っておりません。当店にて選定、ご発送となります。
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